シミュレーション
■ 互いに相関しあう電気特性を横断的に解析
一つの項目(シミュレーション)に着目しても,思う様な効果が上がらない場合があります。
互いに相関し合う電気特性とシミュレーション項目を考慮してより一層効果的な事前検証を行います。
電源GND解析(PIシュミレーション)
例えばSIシミュレーション(伝送線路の信号波形解析)では良い波形を得られたのに、実際の基板上では思う様に動作しないケースが稀に発生します。
これは、SIシミュレーションが電源・GNDが安定している事を前提としているものであるにも関わらず、実際の基板上では電源・GNDが安定していなかった事が大きな要因として考えられます。
基準となる電源・GNDが不安定であれば信号波形の品質も不安定になるのは、当然の事と推測されます。
そこでSIシミュレーション(伝送線路の信号波形解析)とPIシミュレーション(電源・GNDインピーダンス解析)はセットに考える事を推奨しています。
■さらにポイント
- 1. eyeパターンによるLVDSジッタ解析
- 2. 高周波領域に対し電磁界解析によるSパラメーター解析(S11、S21)
- 3. お手持ちのHSPICEにて解析可能な伝送線路のspiceネットリスト提出可能